第59回全国大学保健管理協会 関東甲信越地方部会研究集会


拝啓 晩夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、この度、2021 年 9月16日(木)、 9 月 17 日(金)の 2 日間、第59回全国大学保健管理協会関東甲信越地方部会研究集会を開催することとなりました。
 全国大学保健管理研究集会は、全国の国・公・私立大学の保健管理施設を担当する教職員が年に一回、一堂に会して、大学における保健管理に関する調査・研究の成果を発表し、相互の連携・協力のもとに、日常業務に役立つような研修・啓発を行う場となっています。
 ご承知のように、昨年より新型コロナウイルス感染症が全世界に蔓延し、本会も本来の開催年度である昨年から1年間の延期をお願いして、何とか例年のような形での開催ができないか、模索して参りましたが、現在の厳しい状況を鑑み、完全オンライン開催となりましたことをお詫び申し上げます。総会・幹事会・世話人会なども、すべてメールあるいはオンラインにての開催とさせていただきました。
 本来であれば参加者の皆様には、温泉や山といった自然の趣の豊富な本県にお越しいただき、ぜひ心身ともにリフレッシュをしていただきたかったのでございますが、時節柄、このような次第にてご容赦をいただきたく存じます。
 今回のテーマは「互いに支え合いながら連携する支援のあり方を求めて~ウィズ・コロナ時代に」ということで、孤立化防止を一つのキーワードとして、部会長講演、特別講演、教育講演、シンポジウムを構成させていただきました。
 内容も、今回は、新型コロナウイルスにおける感染予防対策と、その影響を受けやすいメンタルヘルス対策の二つに大きく絞り込み、現場での苦労や工夫についての情報交換を主体にすることと致しました。
 また、現在各大学の保健管理部門は、突然の学生へのコロナワクチン接種業務対応等に追われ業務過多に陥っているところが多いことから、発表者や参加者の負担を可能な限り減らす目的で、抄録や冊子などの簡素化を目指すことにいたしました。 
 公益社団法人全国大学保健管理協会の事業として開催されている本研究集会も、この度第59回を迎えます。五十年以上にわたって脈々と受け継がれてきた本会を成功させるべく尽力して参る所存ですので、ご協力、ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 末筆ながらみなさまの益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具


2021年8月吉日

第 59 回全国大学保健管理協会関東甲信越地方部会研究集会代表世話人
群馬大学健康支援総合センター副センター長
代表世話人 竹内一夫